こんにちは、ファザーリングジャパン九州の中島宏昭です。
私は第2子の誕生を機に1年間の育休を取得しています。
前回のコラムでは「育休をとった理由」「職場の理解と応援」について書きました。
さて今回は、育児休業をとって感じたメリット・デメリットについて紹介します。
私が育休をとって感じたメリットは、
- 育児、家事のスキルアップ
- 家族で過ごす時間
- やたらほめられる
- 仕事から離れる経験
- 達成感
です。
一方、育休をとって感じたデメリットは、
- 収入減
- 夫婦喧嘩
- 仕事のブランク
です。
今回は、一つ目のメリットについて紹介します。
《メリット①》育児、家事のスキルアップ
育児と家事、次第にできるように
長男が誕生し、初めの頃はパートナーにべったりでした。 そのころの私にできた育児は、おむつ替え、沐浴、ミルクでした。
私の寝かしつけでは泣き出してしまい、パートナーが抱っこすると泣き止んで眠ります。 買い物、料理、掃除、洗濯などの家事を私がすることで、パートナーに授乳、寝かしつけ、産褥期からの回復に集中してもらう日々でした。
最近では子どもの成長と慣れのおかげで、私の抱っこだけで寝かしつけができるようになりました。 自分の腕の中でスヤスヤと眠っている顔を見ると、何とも言えない幸福感がもらえます。
毎日の食事やお弁当も
家事の中でも料理は、料理教室にも習いに行きました。 平日昼間の料理教室では、当たり前のように周りの生徒は女性ばかりでした。 アウェイを感じながらも楽しかったです。
そこで健康的な食事の大切さを教わり、レトルト食品や冷凍食品、加工食品をほとんど買わなくなりました。 毎食食べるみそ汁は「はなちゃんのみそ汁」に感化されて出汁からとるようになり、そこで出たかつお節や昆布の出がらしでふりかけを作っています。 育休をとる前は、自分が鯛のあら炊きを作る姿は想像していませんでした。 長女と一緒にケーキを作ったりもできるようになりました。
パートナーが一足先に職場復帰した今では、毎晩の食事だけでなく、毎朝パートナーのお弁当も作るようになりました。 その他の家事も毎日やるうちに自分なりには成長したと思います。
(写真:かえるブームだった長女の誕生日に作った「かえるカップケーキ」。緑色はホウレン草、目玉は団子粉と海苔)
不安から自信へ
この1年間で育児、家事に対してとても自信が持てるようになりました。 私1人で子ども2人と家で過ごしたり外出したりすることにも不安はありません。
次回は《メリット②》について紹介したいと思います。 読んでいただき、ありがとうございました。
執筆:中島 宏昭