夫婦同時育休をとって感じたこと《デメリット》(中島宏昭)

こんにちは、ファザーリングジャパン九州の中島宏昭です。

このコラムでは私が、1年間夫婦同時に育休を取得した経験から感じたメリット・デメリットについて紹介します。

私が育休をとって感じたメリットは、

  • 育児、家事のスキルアップ
  • 家族で過ごす時間
  • やたらほめられる
  • 仕事から離れる経験
  • 達成感

です。

一方、育休をとって感じたデメリットは、

  • 収入減
  • 夫婦喧嘩
  • 仕事のブランク

です。

今回は《デメリット》について紹介します。

 

収入減

育休期間中は給与がなくなりますが、育児休業給付金がもらえます。

夫婦で育休を取得する場合にはそれぞれがもらえます。そして「パパママ育休プラス」制度によって、パパは子どもが1歳2か月になるまでの1年間もらえます。

支給額は、育休開始後6か月間が育休前の賃金の67%、7か月目からは育休前の賃金の50%。収入減です。

育休期間中は社会保険料が免除になるので、手取り収入の実感は育休前の賃金と比較して70~80%でしたが、初めは生活していけるのか不安でした。

※詳細はハローワークインターネットサービスを参照ください

▶︎わが家では育休取得以前から家計について、ファイナンシャルプランナーの方に相談して管理するようにしていました。相談の中で、夫婦で育休を取得したいことを前々から伝えており、事前に無理のない計画を立てておくことができました。予定外で掃除機の買い替えやメガネ購入などもありましたが、その都度相談し、不安にならずに生活することができました。

 

夫婦喧嘩

夫婦同時の育休だったので、夫婦で家にいる時間が長くなりケンカが増えました。

始まりのゴングは本当に些細なもので、

「ひきわり納豆は嫌いって前も言ったよね。」
「今日のご飯これしかないと?」
など。

言い方や態度でイライライライラ。

ちょうど育休が始まった時期に放送された「NHKスペシャル ママたちが非常事態!?」で女性は出産、授乳時にホルモンバランスが大きく変わる。

なかでも「オキシトシン」というホルモンが分泌され、子どもへの愛情を強める一方で他者への攻撃性も強まるということが紹介されていました(他者あつかいされるのは辛いですが・・・)。お互いに寝不足で余裕がなかったことも原因だと思います。

▶︎その分仲直りできる時間もたくさんあるので結果オーライ。上記の番組でも「育児で常にストレスを抱えがちな妻の状況に、“寄り添い”の気持ちを示すこと」が大切と解説されていました。雨降って地固まる。

 

仕事のブランク

仕事から長く離れることで職場の人間関係やキャリアからは遠ざかってしまいます。出世や昇給のことだけを考えると、育休はとらずにバリバリ働くことが正解なのかもしれません。

▶︎出世や昇給だけでない自分のキャリアについて考えるようになりました。子どもが寝た後の家事効率を最大化しようとする段取り力や、保育園・祖父母など家庭外の人たちとの連携をする力など、育児をする中で仕事にもつながる力が逆に育てられました。以前のコラムでも書いたように、読書してパワポにまとめて仕事した気になりながら、何度か職場にも赤ちゃん連れで訪問させてもらい、復帰へ向けてウォームアップしてました。育休期間中にたくさんフォローしてくれた職場に感謝し、「復帰したら恩返しをしたい!」と強く思うようになり、結果的に仕事に対するモチベーションも高くなりました。

 

振り返るとデメリットはなんとかなる、克服できることばかりでした。

初めは、

「育休=育児=子どものお世話」

だけだと思っていました。

実際は、パートナーの産後を助ける期間でした。

そして、みんなが成長して家族がパワーアップしていく期間でした。

※パートナーのパワーアップについては、こちらのブログをお読みいただければわかります。

 

育休にはメリットしかないから男性みんな育休とりましょう。というつもりはなく、ここまで書いてきたメリット・デメリットはあくまでも私の個人的な感想です。各家庭によって状況は様々だと思います。

私の考えは、

  • 育休をとりたいと思っている男性は、積極的にとってほしい
  • パートナーに育休をとってほしいと思っている女性は、あきらめずにパートナーを説得してほしいです。

そのためにも、もっともっと男性も育休が取りやすい社会になるよう、FJQメンバーとしても少しでも貢献していきたいと思います!

 

育休仲間が増えますように・・・

(メリット、デメリットについては終わりますが、職場復帰後の感想を「番外編」として書けたらいいなぁと思っています。。。)

(執筆:中島宏昭