いや〜、今年の夏は特に暑いですよね〜 と毎年言っている関谷です。

でも本当暑い日が続きますよね。

自転車で最寄駅まで行く事があるんですがそれだけでもう汗だくになってしまいます。

そんな日常の中で出会った出来事。
駅まで行く途中に幼稚園バスを待つお母さんと娘さんを見かけます。
バスが到着すると中に乗っていた幼稚園の先生が降りてきて元気よく挨拶をしています。
「宜しくお願いします。」と言ってお母さんは先生に娘さんを預けます。
バスに乗って席に座ると娘さんはお母さんのいる歩道側に座ると途端にお母さんに手を振ります。
お母さんは娘さんに向かって笑顔で手を振ります。

扉が閉まりバスが動きだします。

するとお母さんは小走りでバスを追いかけます。

五歩、いや七歩ぐらいでしょうか?!

そのまま家まで走るんかなぁと思ったのですが
また次の日もやっぱり娘さんを乗せたバスが出発すると五歩、いや七歩ぐらい走って
娘さんに手を振ってそこからは歩いて家の方に向かって歩かれてました。

なんでやろなぁ??と考えてたんですが

送られる娘さんの気持ちになって考えてみるとそのワケがなんとなくわかった気がします。

娘さんからすると大好きなママと離れるのは悲しいはず。
そして一番悲しいのは別れた直後。

そんな時に他のママやパパと違って自分のママはバスを追いかけて手を振ってくれる!!

これは子供の気持ちを落ち着かせ気持ちを切り替えて幼稚園に行けるんではないでしょうか??

満たされた気持ちになりますよね?!

そしてなんとなくこの話を思いだしました。
前職の旅行企画会社で働いている時に愛知県にあるドライブインの専務が来て自社の取り組みの話をされました。
そのドライブインは他のドライブインと差別化ができず集客、売り上げが停滞していたそうです。
そこでお金はかけられないけどソフト面、おもてなしやお客様が来てよかったぁと思ってもらえるようになにかできないか?
とはじめた取り組みが「お見送り」でした。

お見送りはお見送りでもただのお見送りではありません。
団体客のお客様が帰るときに通常であれば大型バスに乗っている方へお店の前に横一列に並んだ従業員が手を振ります。

このドライブインは 従業員が横一列に並んで手を振りますが バスが走り出すと
若手社員がバスを追いかけて走りバスが見えなくなるまで追いかけて手を振るそうです。

それは駐車場をでて国道を走りだしてもバスが見えなくなるまで走るようです。

それもかなり長い距離を走るみたいです。

バスからどんどん離されてもそれでもお客様がみえなくなるまで走るそうです。

若手社員は最初はとても恥ずかしかったようです。

地元の出身で友達やら知り合いに馬鹿にされたそうです。

でも続けていくうちにお客さんのアンケートでの満足度が高くなってきたそうです。
あんた、また来たわよ!と声をかけてくれるリピーターの、ファンのお客様がでてきたそうです。
アンケートの結果がでてきてお客様に笑顔がでてくると若手社員もやる気がでてきて
益々走りと笑顔に磨きがかかってきているそうです。

お母さんのたった七歩程度の小走り。

ドライブインの若手社員の笑顔と全力疾走。

日常や他の方の取り組みから学ぶ事はまだまだたくさんありますね。
幼稚園バスイラスト無料20110422


今日から八月。

暑い夏を 熱く楽しく

そしてなにか数歩 いや なにか一歩 踏み出す季節にしたいですね。

執筆:関谷剛/トラベルパパ