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大人の投げかけが、子供がなにかに気づくきっかけとなる


FJQでは、九州のパパをつなぐコミュニティネットワーク「九州パパ’sネットワーク」を運営しています。
その中では育児をはじめ、色んなテーマで意見交換がなされています。
 
ある小学校での絵本の読み聞かせについての話題。
 
パパが読み聞かせした絵本は、
「くまさん くまさん なにみてるの」と「ちいさなくも」。
ともにあのエリック・カールの絵本。
 

 

内容としてはもっと小さな子供向け。でも今回はストーリーよりもその絵本の
絵がどんなふうに描かれているかを同じ作家の2冊で話してきました。
 
エリック・カールはアメリカの絵本作家で貼り絵の手法で絵本を作ります。
(中略)
絵本を2冊読んだあと、この絵はどう?と聞くと、「少しへた」「いいかげん」と
いった意見が。そこで貼り絵で作っているのだと言って、あらかじめ画用紙に
ぐちゃぐちゃの色を塗っていき、目の前でハサミで切って実演してみました。
皆集中して見てくれてました。

  
これって絵本の奥深いところですよね。
 
と同時に大人の投げかけが、子供がなにかに気づくきっかけとなる。
 
この場合は、
表面的には「動」⇒「静」だけど、
子供の心の内面では「静」⇒「動」で、
 
その「動」が気づきなのかもしれません。