[レポート] 転勤のあり方を考えるフォーラム in九州を開催しました!

9/15(木)、JR博多シティ会議室にて「転勤のあり方を考えるフォーラム in九州 ~企業も家庭も地域も、3方よりの転勤とは~」を開催しました。

前半は、各主体による課題や悩み、後半はこれら課題の解決法や提言という構成。

◆イントロダクション

まずフォーラム冒頭に「その転勤!ホントにこのままでよいの?」をテーマに有限会社サイズ・コミュニケーション高見氏よりスピーチ。

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サイズ・コミュニケーション 高見 真智子氏

◆第一部:インスピレーショントーク

FJQ小津より「転勤の現状と問題提起」について情報提供。

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NPO法人ファザーリング・ジャパン九州 小津 智一氏

続いてゲストスピーカーによるリレートーク。「転勤!その時私が感じたこと」とテーマに、労働者(父親)、労働者の家族、企業とそれぞれの立場から語っていただきました。父親・地域に携わるPTA会長の立場からFJQ代表吉村も登壇。

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ゲストスピーカーの皆様

◆第二部:プロアクション・カフェ

フォーラム後半は、「~3方よしの転勤とは~(未来型転勤を考える)」と題して、労働者と企業側にによるリレートーク。FJ理事の川島氏にファシリテーターをつとめていただきました。

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NPO法人ファザーリング・ジャパン理事 川島 高之氏

 

以下、それぞれ要点を箇条書きします。

各主体の課題や悩みまとめ

  • 企業;夫の転勤を理由に離職する女性社員、若手社員の転勤回避志向
  • 地域;転勤族への「よそ者」扱いにより地域に若い人が育たない
  • 夫;単身赴任の悲哀、転勤を断ると出世に響く
  • 妻;夫の転勤についていくことでのキャリア断念、夫の単身赴任により1人で子育て
  • 子ども;繰り返しの転校による引きこもり

これら課題解決のための提言まとめ

  • 企業;社員一人ひとりへの個別対応、針の糸を通すような異動やシフト
  • 地域;転勤者を受け入れるために、地元の若手パパママの地域参画促進
  • 夫;会社と交渉できる実力づくり、地域や家庭参画により居場所を増やすのと仕事力を高めこと
  • 妻;夫とのコミュニケーション、PTA参画等による居場所づくり、転勤や引っ越しもキャリアの一環という意識

 

本日の議事録(グラフィックレコーディング)

※画像をクリックすると拡大してご覧になれます

 

参加者からの所感・コメント

  • 転勤には長短ある。プラス面、マイナス面を冷静に考え今できることは何か検討したい。
  • 会社に対する交渉力を持てるような力を蓄えることが肝要。
  • 多様性への配慮は上司にとってめんどうくさい。でも配慮しないと会社が回らない時期に来ている。針の穴を通す配慮が独身者を含めた全社員の満足に必要である。
  • 地域との関わりを持ち見えなかった景色を見ることが自分の引き出しを増やし会社における自分の価値を高めていきたい。
  • 転勤はスキルアップに重要。しかし転勤だけではない。部署内異動や出張等他にも手段はある。
  • 「いつも私ばかりが….」と夫婦で相手を批判するだけでなく自分はではどう変われるかを考えていきたい。
  • 結局は、パートナーへ配慮、ありがとう、の気持ちを持つことが大事である。

 

事前アンケート結果

フォーラム開催前にネット上で公募し集計、当日のプログラム進行に活用させていただきました。

  • 期間:2016年9月1日~2016年9月15日
  • 集計総数 60人、男女比 46:54
  • 中心年齢 30~40代

▶︎アンケート集計(スライド版)[PDF]
▶︎アンケート集計(自由回答付)[PDF]

 

さいごに

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またこの日は、TVと新聞社の取材も入り、会場一体型で素晴らしいフォーラムとなりました。

今後もFJQでは、“転勤”による影響について、夫婦のキャリア、地域社会、子どもの教育、企業の競争力などの視点から、よりよい働き方を提言していきます。

ご来場いただいた皆様ありがとうございました。