6月18日(土)、滋賀県大津市にある大津プリンスホテルにて、「震災復興チャリティーフォーラム」が開催されました。主催はファザーリング・ジャパン本部。九州支部のメンバーも早朝の新幹線で現地にかけつけました。その模様をレポートします。

 
1 基調講演 「震災時、家族を守るために父親ができること」
 

 
◎国崎信江氏 (株式会社危機管理教育研究所代表/ 危機管理アドバイザー)

・最悪の事態を常に想定した備えを。
・パパが家族を守る、命、財産を守る、災害への対策を見直していきましょう。

2 被災者・支援者からの報告
 

 
◎石川峰行氏(ファザーリング・ジャパン会員、福島県在住)
・ITリテラシーがあるかいなか、スマフォを使えるかでどういう行動をするか大きく変わる
・親の情報およびITリテラシーに左右される。情報をつかんで選択、子供に伝えること。
・それによりマスクもしている子とマスクもせずに子供を外に出ている子に分かれていた。
・自分の子供に放射能の怖さをイラストを用いて「痛くない注射の針のようなものだよ」と教えた。
・子供にどう伝えるか。コミュニケーションの重要性。分かりやすく納得できるように説明すること。
 
 
◎高橋博之氏(復興支援NPO 岩手ゆいっこメンバー、岩手県議)
・専門家によると心をケアする重要なことは共感だが、津波被害はその共感ができないでいる。
・ひたすら被害者の声を聴くだけ、今回の震災における心のケアは長期化する。
・過剰支援を控えてもらい、被災者の自立を引き出すような支援のあり方を考えていく。
・最後に思うこと。「自然にはかなわない」というのは被災地の誰もが感じている。
・被災後3か月経過して支援熱が下がっている。関心が下がっている。無関心が最大の敵、息の長い支援になる。
・遠方に住んでいる人は何ができるか⇒現場を見に来てほしい、機会があれば被災地に来てほしい。とにかく忘れないでほしい、被災者もそう思っている。
 
 
◎滋賀県健康推進課 主幹(保健師)黒橋真奈美氏
・ビックパレット避難所での保険活動報告
・高血圧、感染症の予防にあたっている
・富岡町の保健師さんからのお話
・保健師という専門家だからできることではなくて、一人の人間として個々を寄せること。それが子供にも波及する。
 
 
◎大津市消防局管理監 池田勝三氏
・被災地への支援活動の報告
・パパは家のリーダーであることは当たり前。これからは地域活動にどれだけ積極的にできるか。
・防災リーダーの養成をしていく。見ず知らずの人がいざというときにリーダーになるのではなく、普段から地域活動している顔見知りの人がリーダーになった方がよい。消防局が支援する。
 
 
◎田中尚人氏(ファザーリング・ジャパン被災地支援隊リーダー)
・これまで6回にわたってのべ3週間の子供たちへの支援活動。
・絵本読み聞かせに過剰に反応する子供たち。
・お母さんからすると「この国は怖い」と思う。だがお父さんは、たとえ不安でも怖くても家であえて話題にする。可能な限りで子供に話しをする。子供に教えていかないといけない。

3 ファザーリング・ジャパン震災支援新事業の発表(安藤代表)

(1)パパエイド基金
(2)父子家庭や震災孤児支援
 ・ネットワーク化
 ・フレンチトースト基金の再起動
(3)10代若者へのキャリア支援 新プロジェクト「みちのく子ヂカラプロジェクト」
(4)ファザーリング・ジャパン滋賀支部の立ち上げ

4 未来に向けたトークとメッセージ
 

 
◎国崎信江氏(危機管理アドバイザー)
・恐れず一歩を踏み出そう。わたしたちは人の足元を照らそう。
・足元と言っても被災地の方々はどんな感想を抱くか分からないが、私たちは照らしていきたい。
 
◎清水朋宏氏(FQ JAPAN 発行人)
・結の精神でグリーンな震災復興を目指そう。
・助け合いの精神で東京電力さんにもかんばってもらい、われわれはしっかりと見守る。
・地域に根差した産業が構築、若者が戻りたいと思えるような震災復興をしていきたい。
 

◎嘉田由紀子氏(滋賀県知事)
・最悪に備えれば心は楽しく安心に。
・自分で守り皆で守り、社会で守って子供たちの笑顔を取り戻したい。
 
◎成澤廣修氏(文京区長)
・パパは地域とつながること。
・実際に被災地でリーダーになるべくは、ファザーリングをやっているパパ。
・日常的にパパとつながっていると被災のときに機能する。
・地域の絆、パパの絆、家族の絆。
 
◎安藤哲也氏(NPO法人 ファザーリング・ジャパン代表)
・「想定外」を「想定内」に。それを変えるのは父親の想像力と地域と家族への愛。
 

 

5 被災地に元気を送るパフォーマンス
 

 
 
 
・びわ湖ホール声楽アンサンブル
・からまつクラブ太鼓チーム絆による和太鼓演奏、風の子保育園 親子で合唱「みいつけた!」など
・被災地への激励メッセージボードの設置 ほか
 

 
ビアンカにて交流会
 
 
なんとファザーリング仲間の古家さんが、ビアンカ船上ウエディング!おめでとうございます!
 

なんと琵琶湖の夜空に大花火が連発!めちゃくちゃきれいだ!
 
 
最後に全員で記念撮影。おつかれさまでした~! 
  
 
被災地復興のためにファザーリング・ジャパン九州としても、今後いろいろな団体と連携しながら支援活動を行っていきます。