有ヶ谷遼コラム

【理事就任の所信表明】~今度は私が、きっかけになる~

このたび、理事を務めさせていただくことになりました、有ヶ谷 遼です。

私はこれまで一貫して民間企業の営業職として働く一方、二人の娘の父親として、そして家族の一員として、仕事と家庭に向き合う毎日を送っています。

2021年、前職で男性育休を取得しました。当時はコロナ禍で妻が里帰り出産をすることができず、家族みんなで新しい命を迎えることになりました。不安もありましたが、「今しかない時間を大切にしたい」という思いから育休を取得しました。

育休を終えた後、ご縁があり、ファザーリング・ジャパン九州から育休取得者としてインタビューのお声がけをいただきました。そのインタビューがきっかけでFJQの活動に参加し、多くの仲間と出会いました。

🔗インタビュー記事(2023年7月4日)「職場だけでなく、取引先にも育休取得を宣言し業務を乗り切る。育休は仕事面においても集中力を高め、業務の効率化へもつながり良いことしかない」

父親支援に取り組む人、地域で活動する人、企業や行政と関わる人。これまで出会うことのなかった方々とのつながりは、私自身の視野を大きく広げてくれました。

振り返ると、私の人生を変えたのは「育休を取得したこと」そのものではなく、その経験を誰かと共有し、人との出会いにつながったことでした。そのご縁が、新しい挑戦への一歩を後押しし、私の世界を大きく広げてくれたのだと思います。

だからこそ、これからは私自身が「きっかけ」をつくる側でありたいと考えています。育休を取ろうか迷っている人、子育てに悩んでいる人、何か新しい一歩を踏み出したいと思っている人。そんな方々が「こんな世界もあるんだ」と感じられるような場や出会いを、仲間とともにつくっていきたいと思っています。

理事という立場になっても、特別な存在ではなく、一人の父親として等身大で活動しながら、父親が笑顔で子育てを楽しめる社会を目指していきます。

私自身がFJQとの出会いによって人生の幅を広げてもらったように、これからは私が誰かの一歩を後押しできる存在でありたいと思っています。理事として、これまでいただいたご縁や学びを次の世代の父親へつないでいくことも、私の役割の一つだと考えています。
そんな「きっかけ」を一つでも多く生み出せるよう、仲間の皆さんとともに歩んでいきます。

父親が一人で頑張るのではなく、地域や仲間とつながりながら、笑顔で子育てを楽しめる社会を目指して。

これから、どうぞよろしくお願いいたします。