こんにちは!
ファザーリングジャパン九州の原島丈児です。
毎月、東浜子どもプラザで実施している絵本の読み聞かせですが、
実際に子どもたちの前で読んでみて、
気付いたことや学んだことがたくさんあります。
今後のブラッシュアップのためにも、気づきと学びをまとめてみます!
① 本を立てて読む
子どもプラザでの絵本の読み聞かせは話者の体面に子どもたちが座っています。
話者の横に子どもが座る家庭での読み聞かせのように
「ななめ上から本を眺める」のではなく、「横から真っすぐ本を見る」イメージです。
つまり、目線と絵本が同じ高さになるので「絵本を真っすぐ立てる」ことが大切です。
どうしても家庭では絵本を斜めに傾ける習慣があるので、
無意識に本が傾いてしまう傾向があります。
本を直立させることに注意しながら、絵本台などを活用して
子どもたちが見やすいような「絵本の角度」を大切にしていきます。
1.0-2歳児への読み聞かせの目的は?
乳児が多い子どもたちへの読み聞かせの目的は
幼児たちへの目的と異なると思います。
「ストーリーを伝える」ことよりも「親と一緒に絵本を楽しむ」ことが大切だと感じました。
絵本のイラストや親のリアクションなど、
大人が楽しめる要素が重要です。
アクション型の「だるまさんシリーズ」や
イラストが鮮やかな「食べ物シリーズ」、
色鮮やかな「乗り物かくれんぼシリーズ」
ドキドキ展開の「まるまるシリーズ」
視覚と身体で楽しめる絵本の方が0-2歳児は楽しんでくれるようです。
大人の補足説明が入るような参加型絵本を、これからも探していきたいです!
2.きょうだいにお手伝いを求める
0-2歳児の乳児と一緒に来てくれているご家族の中には
「きょうだい」も一緒に来てくれていることもあります。
※「きょうだい」が平仮名の理由は別のコラムにて。
きょうだいが一緒にいてくれるチャンスは大切にしたい!
4歳以上の幼児たちは絵本にリアクションをしてくれます。
「だるまさんが大きくなったー」
「このサンドイッチには玉子がはいってなーい」
このようなリアクションに対して
読み聞かせに影響が出ない程度にキャッチアップします。
このようにいろんな年代の子どもたちが一緒に楽しんでくれると
親の笑顔がもっと増えます。
前述したとおり、親と一緒に楽しむことを上位目標にしたいと思っています。
絵本を読むことやその場が盛り上がることに注視しすぎず
来てくれた御家族がみんな笑顔になれるような
そんな読み聞かせをこれからも見つけていきたいと思います!
子どもたちの気分は水物です。
様々な状況に対応できるように引き出しを増やしてきます!
きょうだいのお手伝いに関連して、次回は
子どもの子どもによる子どものための絵本の読み聞かせ
についてまとめてみます。
私の息子も読み聞かせのお手伝いをしてくれました。
その様子を見ていた子どもプラザの職員から
嬉しいお声掛けとご助言をいただきました。
子どもたちの未来につながる絵本の読み聞かせを
今後も頑張っていきます!