原島丈児コラム

子どもを退屈させない手遊び歌

こんにちは!
ファザーリングジャパン九州の原島丈児です。

前回のコラムでは読み聞かせの際に「本を立てる」という気付きについてまとめてみました。

絵本の読み聞かせは学びの宝庫こんにちは! ファザーリングジャパン九州の原島丈児です。 毎月、東浜子どもプラザで実施している絵本の読み聞かせですが、 実際に...

 

今回は「間のとり方」に焦点をあててみます。
子どもたちの前に立って初めて気づくことに、「興味が薄れる瞬間」や「話に惹き込まれる工夫」などがあります。

0〜2歳の子どもたちは、体を動かす絵本が大好きです。
そのため、読み聞かせに使う絵本も「ストーリー」より「アクション」を重視して選んでいます。

同様に、絵本を読む前後の「つなぎ」でもアクションが重要です!
そこで、絵本を読み終えて次の絵本に移るまでの間にも、アクションを取り入れてみました。

前回の失敗談ですが、絵本を読み終えてから次の絵本が始まるまでの間に、「読んだ絵本の感想」や「これから読む絵本の紹介」などを短時間で話していました。

すると、ほんの1〜2分の間に、別の遊びを始めてしまう子どもたちがちらほら出てきました。

そんな「雑談」には、乳幼児はあまり興味を示しません。
普段の仕事では「フィードバック」や「イントロダクション」が大切ですが、乳幼児への絵本の読み聞かせでは「遊びのスイッチを継続すること」が重要だと学びました。
一瞬たりとも子どもを退屈させず、関心を絵本からそらさないために、絵本と絵本の間に「手遊び歌」を活用してみました!

 

今回活用した歌はこちらです。

「はじまるよはじまるよ」

「一本指の拍手」

「とんとんとんとんひげじいさん」

「たなばたさま」

我が子がお風呂で歌ってくれていた歌のおかげで、体の動かし方は予習済みでした。
「たなばたさま」は即興で振り付けを考えましたが、子どもも大人も一緒に体を動かしてくれました。

節句の歌ということもあり、歌詞の意味などに興味を持ってくださった保護者の方からは「興味が湧いた!」という感想をいただきました。
たくさんの子どもや大人の前で歌うのは初めてのことで、とても緊張しました💦

それでも、子どもたちが最後まで興味を持って絵本を聞いてくれたので、今後も手遊び歌を取り入れ、レパートリーを増やしていきたいと思います!

次回は「こっちからピカチュウ」に挑戦してみる予定です!

今回は「大型紙芝居」も活用しました。
大勢の子どもたちに見えやすくするために、今後はレイアウトも改善していこうと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
父親であることを、楽しみましょう!!

 

【お知らせ】
令和6年4月より、NPO法人ファザーリング・ジャパン九州では、福岡市東区のゆめタウン博多内にある「東浜子どもプラザ」にて、「偶数月第3日曜日(10:45〜)※原則」に絵本の読み聞かせイベントを行っています!