こんにちは。理事の樋口です。
木佐貫さんの超大作コラム、「夢の国デビュー」にあやかって、ではないですが、去る4月某日、我が家も、もう1つの夢の国、大阪・関西万博へ家族4人で行ってまいりました。え、なぜって・・?大阪の人工島、夢洲(ゆめしま)で開催されているから夢の国ですよね・・?
~のんびりフェリー旅~
九州からの交通手段として選んだのは新門司港から出ているフェリー。時間はかかりますが、夜に乗り込み、寝ている間に夢洲からも近い大阪南港に早朝に到着するのに加え、新幹線よりも割安というお勧めの移動方法です。船内の風呂も銭湯のようで楽しめます。

そして万博会場へ。満を持して9時台に入口に到着。少し並びましたが15分くらいで入場することができました。
まずは入口周辺のパビリオンを見て回ります。・・・と、中1の次男が「お腹すいた・・」。???・・・フェリーでバイキング朝飯を食べたばっかりでは・・?? 泣く泣く、噂どおり、なかなか良いお値段する屋台飯のケバブサンドを購入。この後も次男のお腹すいた攻撃は続いたのでした・・

~圧巻の各パビリオン~
気を取り直して、唯一、抽選に当選したアラブ首長国連邦館へ。スタッフの方からはお香の匂いが!!異国情緒がただよっており、早速万博ワールドへ引き込まれました。

少しゆったりしてアラブ館を出たら11時くらいでしたが、驚くほど人が増えており、焦る我が家。こりゃ手当たり次第に入ろう、と無計画に近隣のパビリオンへ。



どのパビリオンも外観デザインが個性的だし、スタッフさんの制服等、展示以外にも見どころがあり楽しめました。こうしてあっという間に時間が過ぎていきました。ちなみに、妻が行きたがっていたイタリア館は2時間半待ちということで、泣く泣く断念しました。。
~EVバスで移動~
体力温存を図った我が家は、できるだけ歩かず、会場外周を走っているEVバスで移動することにしました。EVバスは、ややトリッキーなコースを走っていますが、慣れれば端から端まで楽に移動することができました。

ちなみに、万博はクリーンエネルギーの利用をテーマに掲げているということもあり、バスのコースからはメガソーラーを見ることができました。

~行列対策と休憩~
我が家は私と妻、高2長男と中1次男という、比較的体力のある面々だったので、多少並ぶことにもなんとか耐えることができましたが、小さなお子さん連れの場合は、日よけや給水等、何らかの対策が必要かもしれません。並ぶ間も飲食は禁じられていないため、我が家は並びながら、事前に買い込んだコンビニおにぎりを食べたりして乗り切りました。
また、人気パビリオンは、昼間は激混みのところが多いですが、朝一と夕方が比較的すいているため、狙い目です。
休憩については、各所にベンチ等が設けられていますが、パビリオン内にたいてい休めるカフェ的なお店があったりもするので、そういったお店も有用と思います。我が家も、イギリス館のバーでイケメンのバーテンさんを横目に、歩き疲れた体を休めました。

~困ったら何でも聞くこと~
会場内のスタッフの方は皆親切で、質問にも的確に答えてくれることが多かったので、何か困ったことがあれば遠慮なく聞いた方が良いと思います。
我が家もイギリス館の前で疲れた顔をしてたたずんでいたら、スタッフの方にすぐ入れる2階のバーを紹介してもらい助かりました。妻は行列待ちの際にイギリス館のほかのスタッフさんと話し込んでいたようで、「スタッフさんのシフトは2交代らしいよ~」とか情報を仕入れていました(笑)。
~翌日は父子旅行で市内観光~
結局、万博会場には20時過ぎまでいた我が家ですが、次の日は夕刻まで時間があったため、「ゆっくり神戸のカフェでお茶したい」という妻と別行動で、父子旅行。大阪市内を長男、次男と観光しました。道頓堀クルーズや街歩き等、とても楽しめました。
クルーズではどこからでも手を振ってくれる大阪のハイテンションな人たちに驚き、たこ焼き屋では、「はい、×00万円ね!」とお兄さんから普通に言われ、カルチャーショックに絶句していた子ども達でした(笑)。

~最後に~
割とノープランで臨んだ我が家でしたが、万博では各所に素敵なデザインが見られ、とても楽しく歩き回ることができました。思春期の2人の子どもたちは、昔ほど口数は多くはないですが、それなりに楽しんだ模様。
そして夜には思いがけず花火を見ることができました。次はいつこのような家族旅行に行けるか分かりませんが、頑張って体力維持に努めたいと思います!
今年10月までの期間限定の国際色豊かなイベント、ぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。


