樋口一郎コラム

地域でつながろう。〜イキメンのススメ〜

こんにちは。樋口です。

1年ほど前にFJQに入会しました「サンキューパパ」樋口です。

前回コラムを書かれた内海さんと同様、私も長男・次男誕生の折にサンキュー(本当は「育休」ですが・・職場でよくサンキューサンキューと言われるので・・・)を取得しました。
育休中の体験を話し出すと長くなるので、この話は詳しくはまた・・・ということで(笑)

今回は、地元の久山町で2回目の開催となった保育園夏祭りのダンボールワークショップの模様を紹介します。

【久山町という田舎住まいと保育園生活】

福岡市東区に隣接する久山町は、大都市近郊にもかかわらず、近年まで宅地開発の抑制を行ってきた結果、今でも緑豊かな田園風景が広がる自然に溢れた町です。

我が家は5年ほど前この町に引っ越してきて、長男の保育園生活が始まりました。

保育園も、都市部と比べると比較的広い敷地の中、自由に子供を遊ばせることのできるのびのびとした雰囲気が気に入っていました。

【父親同士の交流は・・?】

しかし、朝夕の慌ただしい送り迎えの中、多くの父親とすれ違うにもかかわらず、既に知り合いの近所の方以外とは、なかなか話したり、知り合う機会もありませんでした。

そこで昨年、保育園が毎年行っている夏祭りの場で、FJQ活動の代表的なワークショップとして定着?している「ダンボールワークショップ」を開催することを思い切って提案してみたところ、数名の父親が参加してくれ、盛り上がることができました。

これに味を占め、つい先日行われたお祭りでも第2回目の

ダンボールワークショップを開催することができました。

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【あっという間に迷路に!ロボットに!】

実は私自身、1度もFJQのダンボールワークショップに参加したことがなく(笑)、夏祭りの保護者の集まりで無謀にも提案してしまったので、全くノウハウはありませんでした。

昨年も今年も、私がやったことと言えば、材料を用意しただけで、蓋を開けてみると、父親たちの手によって、勝手に、自由に、創意溢れるロボットや迷路が完成し、驚きの連続でした。

「場を作る」だけでここまで楽しい空間ができあがるというのは、新しい発見でした。

このようなダイナミックな工作は、おそらく父親でなければ成し遂げられないのではないでしょうか!

当然、子供たちも大はしゃぎで、迷路は大渋滞で何度も補修を要するほど・・。

また、親子での共作も多く見られました。

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ダンボールの家に子供たちのかわいい折り紙が!

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最終的に、ここまで広がりました!

【お互いを知っていることのメリット】

お祭りの後、少人数ですが、ダンボールワークショップに参加した父親とその家族同士で打ち上げも行い、子供のこと、仕事のこと、普段話せない、いろいろな話ができました。

小学生の父親もいて、(私の長男は来年から1年生なので)小学校のことなど、勉強になることも多かったです。

おやじの会はまだ小規模ですが、来年も同じようなイベントを仕掛けていけたらと思います。

「イキメン」という言葉を最近耳にするようになりましたが、要は、家族という枠組みを超えて、少し広い範囲で地域の人達を知っていることで、「ああいうやり方があるんだ」と、学校や保育園、子育ての悩みも解決することが多いと思います。

最後に、このような印象的な体験ができたのもダンボールワークショップを広めているFJQのおかげ。

入っていてよかった!

執筆:樋口一郎/サンキューパパ