共同代表の川添です。
むかしから「ロールモデルを見つけよ」的なことをよく言われています。平たくいえば「見本となる人」という意味です。
でもSNSが隆盛した今って、個人も「分人」と言われるように複数の対人関係やコミュニティによっていろんな顔を使い分けてるんで、自分にピタッとはまるようなロールモデルってそうそういないですよね。すくなくとも僕には。
「本当の自分」はたった1つの人格ではなく、対人関係ごとに見せる複数の顔で成り立っている、という話を「分人」という定義を使って説いている。なんか分かる話かと思いきや、個人主義の問題点や人を愛するということなど、なかなか深かった。『私とは何か 「個人」から「分人」へ』平野啓一郎著 pic.twitter.com/OnWFEVXpcS
— takumiko (@takumiko_com) August 19, 2019
なので、
- 仕事への姿勢ならこの人
- 遊びへのこだわりならこの人
- 子育ての考え方ならこの人
- おむつの替え方ならこの人
- サウナの入り方ならこの人
みたいに、自分にとってピタッとはまる人たちを断片的でもいいので、せっせと拾い集めて「いいところどり」するような発想が、これからはしっくりくると思います。
そんな考え方を「パーツモデル」と呼ぶことにしよう。
今年は男性の受講が例年の倍に増え、パネルディスカッションに登壇いただく男性のロールモデル探しに苦労しました。⁰⁰でも、途中からもう必要ないかも?と思うようになりました。
「ロールモデル」はもう要らない?必要なのは「パーツモデル」!
⁰⁰https://t.co/OBN21IDF18#チームわが家— 林田香織@teamwagaya/wonderLife LLP (@teamwagaya) December 26, 2020
この人のこういうところが素敵!真似したい!って思える人は実はたくさんいる。
そんな要素をたくさんもつ人のことは尊敬してる。
でも、その尊敬する人の全てを取り入れたいかというとまた違うんだな。
いろんな人の大小様々な素敵なパーツを参考にして、なりたい自分を作っていってたので、まさに。— みねせり@しあわせふうふをデザインするライフオーガナイザー (@8122designlabo) December 26, 2020
僕らFJQにも多様なメンバーがいますので、興味あるかたはぜひJOINしていただき、お好きなパーツを「いいところどり」してください。