川添祐樹コラム

「笑っている父親を増やしていきます」宣言 2026

こんにちは、川添です。

今期も理事をつとめさせていただくことになりました。任期のたびに「またこの季節がきたか」と思いつつ、いざ辞令をいただくと、やはり背筋が伸びる思いがします。

今回うれしかったのは、新たに若いパパが理事に加わってくれたことです。会議に顔を出すたびに、彼のフレッシュな発言に刺激をもらっています。振り返れば、FJQのメンバー自体もじわじわと新陳代謝が進んでいて、気づけば僕より年下のメンバーのほうがずっと多くなりました。頼もしい限りです。

僕がこの団体に加わったのは2010年のこと。当時は「父親が子育てにコミットする」というだけで、どこか物珍しがられるような空気がありました。育休を取ろうものなら「めずらしいですね」と言われ、保育園のお迎えに行けば「今日はお父さんなんですね」と声をかけられる。そんな時代でした。

それから十数年たって、世の中の価値観はぐるりと一転しました。イクメンという言葉はすっかり定着し、企業も行政も「父親の育児参加」をあたりまえの前提として語るようになりました。とくに若いパパたちを見ていると、悩みながらもごく自然に子育てに向き合っていて、僕らの世代が奮闘してきた景色とはまったく違うものが見えているんだろうな、と感じます。

とはいえ、価値観が変わったからといって、すべての父親が笑って子育てできているわけではありません。むしろ選択肢が増えたぶん、新しい悩みも生まれているように思います。若いメンバーの視点にも学びながら、今期もほかの理事やメンバーと力を合わせて、「笑っている父親を増やす」というミッションにもとづいた活動を、地道につづけていきたいと思います。