木佐貫純司コラム

真夏とセミ

こんにちは、木佐貫です。

今年の夏は特に暑いですね🥵

毎朝起きると同時に、
蝉の鳴き声が聞こえてきます。

「あ〜、蝉の鳴き声で、
余計暑さが増すわ〜」

といった感想しか持ち合わせてない
悲しい大人となっていたことに、
子ども達を通して気付かされました。

朝起きるなり、
「セミが鳴いてるー!」
と階段を駆け降り、
リビングを抜けて

パンツ一丁で、
ベランダに出て、
「セミ見つけたー!!いたー!」
と大騒ぎの2人。

見つけるの早くない!?💦
てか、暑くないの!?💦

たっくんは、
図鑑で虫を見るのがお気に入りで、
セミの一覧の頁を広げて、
「この音は、ミンミンゼミだよ!!」
と、少し自慢げに教えてくれます。

全部、“ミンミン”としか
聞こえなくなってしまっていた私は、
どうやら大切なものを
見失っていたようです💦

かっちゃんは、
登校途中で、
セミの抜け殻を見つけて
最初は怖がっていましたが、

「この中から出てきたの?」
「もう中には何も入ってないの?」

と、興味津々で、
いろいろな質問を投げかけてきます。

「これは、何ゼミの抜け殻?」

図鑑を見ても、
全て同じに見えてしまう私の目と
子ども達の目に映るものは
色々違って見えるのでしょう。

「セミはね、抜け殻から出てきたら
一週間で死んじゃうんだ、
だから、力の限り泣くんだよ。
一生懸命生きてエライね!」

と、パパ今良いこと言ったやろ?😏
的な感じで、
少しドヤ顔で娘を見るも、
完全無視で、

「じゃあ、日曜日に出てきたら
いつまで生きてるの?」
「火曜日に生まれてきたら
もう死んじゃった?」
「水曜日に出てきたら、、、」

矢継ぎ早に湧いてくる、
小1の好奇心ハンパない💦💦

今年の夏は、
もう本当に暑いですが、
いつもに増して
本気で鳴くセミに、

これはミンミンゼミかな?
アブラゼミかな?

と、少しだけ耳を傾けてみても
良いのかなと、

暑さ度外視で走り回る2人を見ていて
そんなことを学ばせてもらいました。