小森茂弘コラム

最も過酷な子育て(注1)。

 こんにちは小森です。

突然ですが、私的おすすめの映画とWEBマンガを紹介します。

 

『皇帝ペンギン ただいま』は、2005年に公開された『皇帝ペンギン 』(注2)の続編で、前作同様、南極という最も過酷な地でおこなう最も過酷な皇帝ペンギンの子育ての模様を、最新鋭のデジタル4Kカメラやドローンを駆使して撮られたドキュメンタリー感動作です。

続いて、『皇帝ペンギンさん育休を取る』は、育児絵日記blogを書かれている内野こねこさんという方が、皇帝ペンギンの子育てをコミカルに描いた作品で、その作品をtwitterで投稿したところ、たくさんのユーザーからのコメントや「いいね」がつけられ(注3)、某ネットニュースに取り上げられるほど注目されるようになったとか。


(出典www.wildlifeworldwide.com)

 

皇帝ペンギン(注4)

なぜ皇帝ペンギンなん?どうして?

えー、皇帝ペンギンを含む地球上に住む動物たち(父親たち)は、当たり前のように子育てをしています。
(一部例外を除く)

父親としての役目をちゃんと果たしています。

その動物たちに比べて、私たち日本人の父親はどうでしょうか?

どんな状況下に置かれたとしても、「父親としての責任」を最低限果たすことが出来ているのでしょうか?

もう一度言いますが、皇帝ペンギンは「南極という最も過酷な地で最も過酷な子育て」を行っています。

そんな「過酷な子育て」を見ることで、現状の子育てを見つめ直す良い機会だと私はそう思っております。

皆さんいかがでしょうか?

 

因みにファザーリング・ジャパンは、企業ロゴに皇帝ペンギンを使用中(注5)。


(出典 fathering.jp/)

 

余談ですが、自ら撮影したペンギンを写真を昨年(2017年)の年賀状で使用しました。

酉年ということで、福岡市動物園で飼育中のフンボルトペンギンを撮影(注6)。

テーマは「ペンギン家族」。

 

仲の良い夫婦の代名詞と言えば「おしどり夫婦」ですが、そのモデルとなっているオシドリ、実は、抱卵も育雛もメスのみで行っていて、尚且つ、冬ごとに毎年パートナーを変える鳥なんですって!
(ご存知でした?)

…少し脱線しましたが、この年賀状には「家族愛」というメッセージが込められています。受け取った方々にこのメッセージが少しでも伝わって頂けたら幸いです(注7)。

以上、酉年(平成17年)に結婚した小森からでした。

 

※注1→サブタイトル:過酷な環境で生き抜くための知恵
※注2→アカデミー長編ドキュメンタリー賞作品。本作の撮影のために極寒に耐えうる高性能カメラを開発したとか。
※注3→2018年8月20日現在、10万いいね超え。
※注4→コウテイペンギンが正しい記述。国内では名古屋港水族館と白浜アドベンチャーワールドにて公開中。私は約23年前に名古屋港水族館へ訪れていますが、その時はまだ飼育されてなく、(小森家は)未だ実物を見ていません。
※注5→FJ確認済み。
※注6→3年前に撮影。 本当はコウテイペンギンの画像を使用したかったんですが、諸事情により断念。福岡市動物園は以前、キングペンギンを飼育していました。
※注7→年賀状を受け取った方から「ペンギンも鳥と言えば鳥ですね」というありがたい突っ込みをいただきました(笑

(執筆:小森茂弘