小森茂弘コラム

Re:コモリ家の海水浴事情

2009年6月28日(日)
娘(生後3ヶ月)の水遊びデビュー日でした。

「『よみがえる黄金文明展』(当時開催していた展覧会)、一人でゆっくり観に行きたいから娘よろしく♪」

という嫁さんの一言で始まった、生後初めての“水遊び”。
(日常の沐浴(風呂)はノーカウント)
生後初めての(私の)ワンオペ育児が始まったのも、この日でした。

場所は、シーサイドももち海浜公園(福岡市早良区)。

初めての砂浜、初めての海にご機嫌斜めの娘。
砂浜をじーと眺めては、様子を窺い、警戒。

異様な警戒心。

私は、そんな娘の警戒心を無視してでも、“赤ん坊の足を海中に浸す儀式(名前なんでしたっけ?)”を何としてでもやりたいの!
という気持ちの方が警戒心よりも強いぞってのアピールしたかったんですが、相手は赤ん坊。全く意味がなかった(笑

さすがに、思いっきり浸すのはあまりにも可哀そうなので、つま先の部分だけでも、ゆっくり、“ぴちょん”って海水へ浸すことにしました。
浸した結果、

 

ウギャー!

予想通り、泣き叫びました。
いつもより大きな声で。

周りにいた人、みんなびっくりしたじゃないですかー。
鳴き声、爆音ですよ。
爆音爆音。
ももち浜のビーチ全域に、娘の泣き叫ぶ声(爆音)が響きわたっところで、水遊び終了。
タイムオーバーではなく、強制終了。

たくさん泣き叫んだ後の娘。
通常時の2倍増しの爆睡でした。
一人時間を思いっきり堪能した嫁さんは、パンフレット片手に
「次は『モンゴルの至宝展』に行くよ!」と宣言。

 

 

それから12年後。

「張り切って泳ぐぞー!」

某月某日。
元気いっぱい海水浴を楽しんでいる娘(中1)の姿。
この日の為に水着を新調したので、張り切り具合は通常時の2倍増しでした。
毎年恒例、浜崎海水浴場(佐賀県唐津市浜玉町)での海水浴。

後何年続くのかな。

 

このコラムは2021/8/16のnoteより転載・一部編集したものです。