小森茂弘コラム

親子の絆、夫婦の絆。

「モルック世界大会に出場してきました!」

毎年8月に国際モルック連盟(IMO)の加盟国で開催されている公式大会「2024モルック世界大会」が、先月、函館で開催されました(8月23~25日の3日間)。

アジア初開催、日本初開催ということで、16の国と地域から672チーム、3300人を超える参加者の大規模な大会となり、私も一選手として「世界一」の頂を目指して数々のチームと競い合いました(注1)

大会期間中は様々な「出会い」や「経験」がありました。
その中で感じたことが二つあります。

一つ目は「親子の絆」です。

「2024モルック世界大会」で優勝した「明石モルック倶楽部」(兵庫県明石市)というチーム(注2)は、代表の室屋さんとその母親を中心としたメンバー編成となっております。

元々は学生主体のメンバー編成でしたが、様々な交流(練習会、大会等)を通じて様々なメンバーが集まり、現在は20代から50代までといった幅広いメンバーで活動しております(室屋さんの母親は途中加入)。

今回の世界大会はその中から選出されたみたいです。
大会等でご一緒させていただく機会が度々ありましたが、室屋さん親子はとても仲良しです。

昨年10月に鹿児島で行われた「第10回モルック日本大会」で準優勝した時も親子で出場していました。

「世界大会」並びに「日本大会」での結果は、メンバー全員の団結力で勝ち得たものですが、親と子の“お互いのサポート”(親子の絆)があってこその結果だと私は思っております。

「最高の親孝行!」(室屋さんコメント)、間違いないと思います。

 

二つ目は「夫婦の絆」です。

私が所属している「TosuMölkkers(鳥栖モルッカーズ)」(注3)は、代表の佐伯さん(夫婦)を中心に鳥栖で活動しているモルックチームです(奥さんは途中加入)。

佐伯さん夫婦は、所属チームとは別に、夫婦ペアで九州、西日本地区で開催される大会に出場して数々の実績を納めています。
「夫婦の絆」がとても固いお二人です。

今年1月に初めての関西遠征(注4)をおこないましたが、佐伯夫婦のサポート無しでは実現できませんでした。
それらを含め、世界大会に出場できたのも、その世界大会で結果が残せたのも、2人の「夫婦の絆」のおかげだと思っております(注5)

モルックを始めてから、職場仲間、学生仲間、地域仲間、家族(親兄弟)など、様々な「絆」で結ばれたチームとの出会いがありました。
「親子の絆」、「夫婦の絆」で結ばれたチームとの出会いもたくさんありました。ここでのご紹介はほんの一例です。

これまでの出会いに感謝と、これからの出会いに期待しつつ、今後もこの活動を続けていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いします。

※注1→「モルック世界大会」は、各国の代表選手による「国別対抗戦」、一般エントリーによる「世界大会本戦」の2つのトーナメント戦が行われております。私は後述の「世界大会本戦」に出場しました。
※注2→「明石モルック倶楽部」は「世界大会本戦」で優勝したチームです。
※注3→2020年に佐賀県鳥栖市で創設の日本モルック協会公認団体。私は2024年1月に加入。
※注4→兵庫県川西市にある体験型施設「モルックドーム」への訪問等含むモルック遠征。
※注5→世界大会での結果は、チームメンバー一丸となって勝ち得たものですが、二人のおかげでもあります。
※モルックはユニバーサルなスポーツですが、「ファザーリングの観点」で書かせていただきました。ご了承ください。