FJQママ会員のみねせりかです。
9月より始まった福岡県の「地域のリーダーを目指す女性応援研修」に参加しています。
第2回目前半の講義は2本立て。
- JAWW(日本女性監視機構)副代表織田氏による「持続可能な開発目標(SDGs)とジェンダー平等」
- 福岡県立大学 佐野准教授による「地域の課題を国際的な視点で考える~ネパールの事例から」
私にとって特に印象的だったのは、1本目のSDGsとジェンダー平等の講義。
ここ最近「SDGs」という言葉を耳にしない日はない!というぐらいですが、改めてその定義を確認すると…
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより)
講師の織田氏はなんと、「SDGsを定めよう」という話になったという場におられた方!
SDGsの位置づけや、SDGsが大切にしていることなど、基本的なことをとても優しく教えていただけました。
SDGsの17のゴールのひとつに掲げられている「ジェンダー平等」は、一見「達成すべきことの17分の1」かのようですが…
- SDGsを記載した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」中、「ジェンダー平等の実現と女性・女児のエンパワーメントは、すべての目標とターゲットにおける進展において死活的に重要な貢献をするものである」と明記されている
- SDGs推進本部の策定する「SDGsアクションプラン2021」中、8つの優先課題の1つ目に「あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現」が掲げられている
など、SDGsのひとつの大前提であり、最優先課題であるということにハッとしました!
パパメンバーが大多数のFJQも、変化の激しい時代に持続可能な組織として活躍し続けるためにも、多様な視点をますます取り入れていくことが大切なのかもしれません。
研修後半は、参加者同士での自主研究の時間。
班のメンバーやテーマも決定し、いよいよ本格的に研究が始動します!
研修日以外でも、LINEで情報交換をしたり、博多のカフェに集まったりしながら、研究テーマについて、男女共同参画について、全然関係のないことについても、わいわい盛り上がっています。
様々なバックグラウンドを持ったメンバーのそれぞれの見解がとてもおもしろくて、これからの研究活動が本当に楽しみです。
来週は、県外研修で岡山へ!
後日印象的だったことなどをレポートしますので、よければまたご覧ください♪