こんにちは、ファザーリングジャパン九州の中島宏昭です。
私は第2子の誕生を機に1年間の育児休業を取得しています。
いよいよ職場復帰が近づいてきたので、この育休を振り返って感じたことやメリット・デメリットについて、数回にわけて紹介していきたいと思います。
(出産直後の写真)
私が育休をとった理由
今回のコラムは、「私が育休をとった理由」についてです。
結論から言うと、「夫婦で人生を楽しむため」です。
子どもの成長を日々見ることができ、育児の楽しさを共有することができました。
一方で、新生児の夜泣きで寝不足になったり、布おむつの洗濯に追われたり、上の子が赤ちゃん返りしたりと、育児の大変さも共有することができました。
夫婦同時の育休をとったことで、家事育児を2人で分担して行うことができ、夫婦それぞれの負担は少なくなりました。
その時間を使って、資格取得の勉強・読書・料理教室・英会話・DIYなど、お互いにやりたいことができました。
パートナーはこの期間に資格を2つ取得しています。
家族4人でアメリカに住む友達を訪ねて約1か月滞在したり、初めてキャンプしたり、FJQで仕事外の人とたくさん知り合ったり、世界が広がりました。
(タイムズスクエアの写真)
職場の理解と応援
私は元々、積極的に育休をとろうとは思っていませんでした。
そんな私にパートナーから「2人で育休をとりたい」と相談があり、パートナーからの勧めで、FJの「新しいパパの教科書」などの本を読み、パパスクールに参加しました。
そこで育休をとったら夫婦関係も良くなる、自分のスキルアップにもなる、育児は期間限定だから父親ももっと楽しもう、という考え方を知り、自分も育休をとりたいと思うようになりました。
私は普段から職場で子どもの話をしたり、デスク上に子どもの写真を置いたりして、家庭を大切にしていることは表明していたものの、育休の話まではしていませんでした。
パートナーの妊娠が分かったとき、育休を希望することを上司に相談すると「いいね!仕事はなんとかするけん心配せんでいいよ。育児大変やろうけどがんばってね!」と言って応援してくれました。
職場のメンバーも応援してくれ、育休から復帰した女性の「私も育休とったとき職場のみんなにお世話になったから、今度は私が協力するよ」という言葉がとても心強かったです。
私は職場に恵まれ「夫婦で人生を楽しむ」ことができました。
今後周りの人が育休をとるときには、私も積極的に応援・協力したいと思います。
次回のコラムからは、育休をとって感じたメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。
執筆:中島 宏昭