今回は、3月25日から3月31日までの1週間、北海道の旭川市と東川町へ行ってきた家族旅行について書きたいと思います。
今回の旅は、私たち家族にとって特別な時間になりました。
というのも、慶吾くんにとっては生まれて初めての長期旅行だったからです。
飛行機での移動、いつもとは違う景色、初めて会う家族との時間、そして北海道ならではの食や文化との出会い。
大人にとっては何気ない出来事でも、0歳の子どもにとってはすべてが新しい体験です。
そんな“はじめて”がたくさん詰まった今回の旅は、私たちにとっても、慶吾くんにとっても、忘れられない一週間になりました。
はじめての旅行は、旭川・東川へ
3月の北海道は、春が近づいているとはいえ、まだ空気がひんやりとしていて、本州とはまた違う表情を見せてくれます。
旭川に到着した瞬間、空の広さと澄んだ空気に包まれて、「ああ、来てよかったな」と自然と思いました。
慶吾くんも、ベビーカーの中から周囲をきょろきょろ。
空港や駅の広い空間、人の流れ、明るい照明、見慣れない景色。
そのどれもが新鮮だったようで、不思議そうに見つめたり、うれしそうに笑ったりしていました。
赤ちゃんとの旅行は、どうしても親のほうが構えてしまいます。
寒さは大丈夫かな、移動で疲れないかな、ぐずらずに過ごせるかな。
そんな心配もありましたが、慶吾くんは思っていた以上にごきげんで、旅のスタートからたくさん笑顔を見せてくれました。
旅のいちばんの目的は、家族に会うこと
今回の旅で何より楽しみにしていたのは、
おじいちゃん、おばあちゃん、ひいおばあちゃんに会うことでした。
普段なかなか会えない距離にいるからこそ、こうして直接会える時間は本当に貴重です。
慶吾くんにとっても、写真や画面越しではなく、実際に会って、声を聞いて、抱っこしてもらうのは特別な経験になりました。
最初は少し不思議そうに見つめていたものの、やさしく声をかけてもらい、抱っこしてもらううちに、だんだんと表情もやわらいでいきました。
とくに、おばあちゃんに抱っこされている時の落ち着いた表情はとても印象的で、子どもは言葉が分からなくても、ちゃんと“安心できるぬくもり”を感じ取っているのだなと思いました。
そして、ひいおばあちゃんと過ごせた時間もまた、かけがえのないものでした。
小さな慶吾くんを見つめるやさしいまなざしには、家族の歴史と愛情が詰まっていて、その光景を見ているだけで胸がいっぱいになりました。
旭川の文化やものづくりにふれた時間
今回の旅では、家族に会うだけでなく、旭川の魅力にもたくさんふれることができました。
まず印象に残っているのが、ASAHIKAWA DESIGN CENTER。
旭川らしい木のぬくもりや、美しいデザインに触れられる空間で、丁寧なものづくりの魅力を感じることができました。
家具や雑貨の一つひとつに、旭川の暮らしや文化が宿っているようで、ただ見るだけでも豊かな気持ちになります。
慶吾くんにとっても、木の質感や空間の雰囲気、普段とは違う視覚的な刺激はきっと新鮮だったと思います。
赤ちゃんは大人が思っている以上に、空気感や素材感、音や光を敏感に受け取っているものです。
こうした場所に一緒に行くことも、きっと良い刺激になったのではないかと感じました。
酒蔵や老舗のお店で、土地の歴史を味わう
旭川では、男山酒造や三千櫻酒造にも足を運ぶことができました。
北海道の澄んだ空気と水、そしてその土地で育まれてきた酒造りの歴史にふれる時間は、とても贅沢でした。
旅先でその土地の酒蔵を訪ねると、ただお酒を味わうだけではなく、その地域の風土や文化まで感じられる気がします。
また、創業110年の前川茶舗にも立ち寄ることができました。
長く地元で愛されてきたお店には、派手さとは違う、積み重ねられてきた時間の重みがあります。
そうした場所を訪れると、「良いものは、長く受け継がれていくんだな」と感じさせられます。
慶吾くんはまだもちろんお茶やお酒のことは分かりません。
それでも、親がその土地の文化を楽しみ、感動している姿を一緒に共有すること自体が、家族の旅として意味のある時間だったように思います。
北海道ならではの“おいしい”も満喫
旅の楽しみといえば、やはり食も欠かせません。
今回の旅行では、北海道らしい味もたっぷり堪能することができました。
まず味わったのが、地元ならではの旭川醤油ラーメン。
しっかりとしたコクがありながらも、どこか親しみやすい味わいで、寒い北海道の空気の中でいただく一杯は格別でした。
そして、北海道といえばやはり外せない札幌味噌ラーメンも堪能。
味噌の深みと香ばしさがしっかり感じられて、こちらもまた北海道に来た実感を強くしてくれる味でした。
旅行先でその土地ならではの味を楽しむことは、大人にとって大きな喜びです。
そして、そんな食事の時間もまた、慶吾くんにとっては良い刺激の連続だったと思います。
にぎやかな店内の雰囲気、人の声、湯気、香り、器の音。
赤ちゃんにとっては、そのすべてが新しい世界との出会いです。
もちろんまだ同じものを食べられるわけではありませんが、家族で食卓を囲み、楽しそうに過ごしている空気そのものが、きっと安心感や豊かな経験として伝わっているのではないかと思いました。
慶吾くんにとっても、“刺激”の多い一週間
今回の旅を通して感じたのは、
赤ちゃんにとって旅行は十分に“学び”や“刺激”のある体験になるということでした。
- いつもと違う場所に行くこと
- 普段会えない家族に会うこと
- 木のぬくもりや空間の違いにふれること
- たくさんの人の声や笑顔に囲まれること
- 新しい景色や音、匂いを感じること
こうした一つひとつが、慶吾くんにとってはきっと新鮮で、豊かな刺激になったと思います。
0歳の子どもは、まだ記憶としては残らないかもしれません。
でも、目にするもの、耳にするもの、抱っこされるぬくもり、家族の笑顔。
そうした体験の積み重ねは、きっと心のどこかにやさしく残っていくのだと思います。
旅行中の慶吾くんは、本当によく笑っていました。
ベビーカーの中で声をあげて笑ったり、みんなに囲まれてうれしそうにしたり、遊び場で目を輝かせたり。
その様子を見ていると、「この子なりに、たくさんのことを感じているんだな」と思わされました。
赤ちゃんとの旅行だからこそ見えるもの
もちろん、赤ちゃんとの旅行は簡単なことばかりではありません。
荷物は増えますし、予定通りに動けないこともあります。
お昼寝の時間や食事のタイミング、体調や機嫌にも気を配る必要があります。
でも、そのぶん、旅の中で立ち止まる時間が増えます。
ゆっくり景色を見たり、その場の空気を味わったり、人とのつながりをじっくり感じたり。
大人だけの旅なら通り過ぎていたかもしれない時間が、子どもがいることでかけがえのないものになっていく。
そんなことを今回の旅行では何度も感じました。
慶吾くんが笑うと、みんなが笑う。
慶吾くんが何かに興味を示すと、みんなが見守る。
旅全体が、やさしく、ゆっくり、あたたかく流れていきました。



木佐貫純司
山中啓一郎
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