これから社会人になったらどんな生活が待っているのだろう。10年後の自分は何をしているだろう。社会に出てからの仕事と生活について、社会人の先輩たちと一緒に考えてみませんか?
今日、11月20日、子育て応援とうきょう会議主催による「仕事と生活の調和を考える学生フォーラム」が、法政大学内キャンパスで行われ、学生、社会人、企業人事担当者が互いに意見交換をしたようです。
参加した学生には、過去最も内定率が低い厳しい状況下で就職活動をしている3、4年生が多かったそうです。ファザーリング・ジャパン九州でも先日、学生さんと将来について、育児について意見交換をしました。(リンク:集まれ「イクメン」予備軍 学生のためのライフプランセミナー 参加レポート)
学生さんには将来を悲観することなく、明るい将来は自分で自分で切り開くしかないという覚悟と期待感をもってもらいたいと思います。
ちなみに今日のフォーラムは、NHK全国ニュースでも放送されたようです。
(動画アリ ※一定期間経つと視れないかも)
「仕事と家庭の両立で意見交換」
仕事と家庭生活の両立「ワーク・ライフ・バランス」について考えるシンポジウムが東京で開かれ、就職活動中の大学生などが意見を交わしました。
この催しは、働き方について学んでいる大学生らが東京都とともに開いたものです。はじめに、首都圏の大学生460人余りを対象に行ったアンケート結果が紹介され、「10年後、仕事と家庭を両立したい」と答えたのは79%に上ったものの、実際に「両立できる」と考えているのは23%と、理想と現実の受け止め方がかけ離れている実態が報告されました。続いて、グループに分かれて学生と社会人の意見交換が行われました。参加した学生には、過去最も内定率が低い厳しい状況下で就職活動をしている3、4年生が多く、「私たちにとっては仕事というのは忙しいもので、自分の時間が持てるとはとても思えない」という声が上がりました。これに対して、毎週末、子どもたちに陸上競技を教えているという会社員の女性は「視野を広げるためにも仕事以外に打ち込めるものがあった方がよい。将来の目標を持つことが大事だ」と訴えていました。主催した法政大学の武石恵美子教授は「今の大学生は企業から内定をとることが目標で、その先の展望が描けない。社会人の中にもさまざまなライフスタイルがあることを知ってほしい」と話していました。