こんにちは、中島です。
FJQでは、2021年2月9日に会員間の勉強会として、メンバーの樋口さんによる部下ヂカラトーク「成果も出して早く帰る!〜部下ヂカラ10か条の誕生秘話と解説〜」をオンライン開催しましたので、簡単に報告します。
前半、樋口より、「部下ヂカラ」誕生のきっかけとなった、平成27年のあすばるフォーラムでの1セッション、「部下の立場でイクボスを考えよう」の経験、また、自身の育休明けに直面した多忙な部署の話、その時に部下ヂカラ10か条が役に立った話を10か条の解説と共に紹介しました。
⇒「部下ヂカラ10か条」について詳しくはこちらをご覧ください。
後半は、多彩なバックグラウンドを持つFJQメンバーとの自由な意見交換がかなり盛り上がりました。
参加者からの主な感想、コメントなど
見える化、先取りなど重要な視点と思う。
まさに自分が今、育休から復帰したばかりであり、「部下ヂカラ」の必要性を痛感している。今までより積極的に、上司や同僚と仕事の共有、見える化を心掛け、任せるようなところも模索している。また、できないことはできないと言い、上司に分かってもらい、役割分担を図っていくことも重要と思う。
(自分は個人事業主だが)部下ヂカラの考え方は、「顧客=上司」と捉えてみるとよく当てはまる。自分の重要なスケジュールはプロテクトし、顧客に入ってこられないようにしている。また、コロナ禍でのオンラインでの会議の利点として、事前に資料を送れるので、答えは全て資料に入れ、会議は雑談や客のケアに使うことで時短を可能にしている。
(樋口さんの「資料は2割の出来映えで持ってこさせ、手戻りをできるだけ防ぐ」という方法論に対して)今の職場で上司が、出来栄え8割を求める方で困っている。むしろ自分が試されているようにも感じる。ただし明日から上司への相談回数を増やすなど、接し方を工夫してみたいと思う。
絶対に変わらない岩盤層の上司がいるという職場のイメージは(かつての同業者として)よく分かる。そのような職場の中でも、上司は選べないので、上司ごとに問題意識をすり合わせ、着地点を共有していく工夫が必要と思う。
今こそ「部下ヂカラ」を
後半の意見交換では、「部下ヂカラ」を発端に、テレワークの企業での導入など、今時の話題にもつながりました。働き方が多様になった今だからこそ、「部下ヂカラ」の意識が重要なのではないかとも思えたトークセッションでした。
今後もFJQではホットなテーマを会員間、またはオープンな場で取り上げていきますのでどうぞご期待ください!また、「こんなトークの場や勉強会をやってほしい」といったご意見がありましたら是非お寄せください。