樋口一郎コラム

声を大にして伝えたい!男性の育休取得は仕事や人間としての成長にもプラス

こんにちは。FJQの樋口です。

今年3月9日に、(同じくFJQメンバーの竹内進さんとともに)西日本新聞の社会面にコメントが掲載された男性育休関連の記事(以下参照)が、一時期、ヤフーニュースランキングでも上位に表示されるなど予想外の反響があり、大変驚いたのですが、少し落ち着いてきましたので、この件を振り返ってみたいと思います。

🔗(3/9西日本新聞記事)「後悔するよ」と言われても…育休取得の男性、感じたメリット「仕事の効率が良くなった」

最初に申し上げておくと、私自身、直近の育休取得から8年も経つので、私の所属組織でも男性育休に対する認識は当時と比べ大きく変わってきたと思うのですが、やはり、上司の放った「後悔するよ」というワードに多くの方が反応されたのではないかと思っています・・(苦笑)。

しかし、私がこの取材を通して一番伝えたかったことは、まさに、記事タイトルにもあったように「感じたメリット「仕事の効率が良くなった」」という点に尽きます!

休業中も仕事に支障が出ないよう、引き継ぎは入念に行った。今も家庭での時間をつくるために職場で時間管理を徹底している。「育休を経験してから仕事の効率が格段に良くなった」。(記事より引用)

私は30代になり、仕事が面白くなってきた最中に子供ができたのですが、育休を取ったことで、家事・育児の大変さを思い知り、「早く帰る」ことが、仕事の一番の目標になりました。そして早く帰るためには、もちろん仕事を合理化したり、チームで仕事をする仕組みを構築したりしなければならなくなりますので、FJQでも提唱している「部下ヂカラ」が必然的に必要となりました。

 

9時~17時までのコアタイムは、漫然と過ごしていて時間感覚を持たなかった昔の頃と比べて、良い意味で非常に長く感じるようになったので、朝から、重要度の高い業務はどんどん終わらせることができるようになりました。

と、ここまで仕事の話ばかりですが、「早く帰る」ことで充実させたいのは、もちろん家族との時間や地域の時間、趣味の時間。これらは人生そのものを豊かにしてくれ、(おそらく)仕事にも良い影響を与えてくれていると思っています。

これからも是非、「ワークとライフの良い関係」をテーマに、時々情報発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。