樋口一郎コラム

理事就任のご挨拶。育児で助けられる側から父親支援へ。

2022年7月から理事に就任しました樋口と申します。

現在45歳で、家族は妻と2人の男児(中2、小4)です。

ファザーリングジャパンの存在を知ったのは、2008年に長男が生まれてすぐなので、もうかれこれ、14年も前のことなのだなと思います。その後、2010年にファザーリング・ジャパン九州が誕生し、九州の活動にも参加させて頂く中で、「父親を楽しむ」というミッションに共鳴し、活動に参加させて頂くようになりました。

NPOへ参加当初の私は、絵本にしても料理にしても、妻との向き合い方にしても、子育て超初心者でしたので、先輩メンバーにいろいろ教わったり、勉強会に参加させてもらったりと、完全に「助けられる側」でした。

その後、月日がたち、次男も小学校高学年となり、今では、FJQの中では「年配」の部類に入ってきましたが、今回、理事にならせて頂き、一貫してやっていきたいことがあります。それは、父親の「働き方支援」です。

2度の育休を取得し、その後、職場で大きな働き方の転換にぶち当たった当事者として、今後、世の中の多くのお父さんに、ワークライフのバランスではなく、「ワーク」も「ライフ」も二兎を追いかけてほしいと思っています。

そのために、「イクボス」や「部下ヂカラ」等、手前みそですが講演活動を行っており、是非、今後、職員の働き方支援を通して職場を活性化したい企業さん等にお声がけ頂ければありがたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

P.S.
ちなみに、本業は、博多駅近くの九州経済産業局という国の行政機関で公務員をやっております。仕事のミッションは簡単に言えば、「国富の増大」ですが、NPO活動をやっていて本当にありがたいのは、会社を幸せにすることで、あるいは従業員として幸せな働き方をすることで、企業としての業績を上げておられる方に多く出会えることです。今後もこの得難い「副業」を続けていきたいと思います。

FJQ 2022年度新体制のお知らせこの度、6月の総会において、先の理事会で決定した理事について以下の内容で選任され、新たな新体制として団体を運営いたします。 ...