早田宝得コラム

料理を通して家事シェアを考える

早田宝得こんにちは!理事の早田です!

先日、ニトリ労働組合の働き方検討委員会さん主催の「INPUTの会Cooking Class」にて料理&MINI講座講師をさせていただきました!

料理&おしゃべりという私の好きな事だらけの講座です!

 

料理教室のテーマは「時短料理」。

参加者の方からもレシピを募り、無限ピーマやペペロンチーノなどを作り、私からは魚焼きグリルを使用した「鶏もも肉のたれ焼き」、和えるだけの「ニンジンと水菜のサラダ」を紹介させていただきました。

「料理の手本はレシピを紹介した人がする」という形式で行われ、ニトリ労働組合の方もお手本を披露しました。

もちろん、料理の先生というわけではないので、人に囲まれて料理することが初めてだったようで、少し緊張していらっしゃいましたが、周りのみなさんの仲間意識が強く、すごくホックりした、いい料理教室でした。

みんなで料理をして、食べて、片付けをして、その後は家事シェアについてのMINI講座。

今回は、「料理教室+家事シェア講座」ということで、みなさん料理を通した家事シェアについて具体的に考えていただきました。

午前中から一緒なので、一体感があり、ワークショップでは活発な意見交換が行われ、「これも料理の力なのかなぁ」と思いました。(勘違い?)。

 

特に嬉しかったことは、講義後に男性参加者の方から、「得意な家事は自分がして、苦手なことは分担する」という感想があったことです。

「苦手なことは任せる」ではなくて「分担する」という感覚を解っていただいたことが嬉しかったです。

料理を通して家事を考える講座、これからも広めていけたらと思います。

 

【番外編】

さてここで、「時短料理はなんのため?」ということを考えてみましょう。

「時短料理って手抜きやろ?手間かけたほうが美味しくない?」と聞かれたことがあります。

昔は「そうですね~、手抜きと言えば手抜きですけど(笑)」としか答えられませんでした。

 

しかし最近ではちょっと違います。

手抜きは手抜きですけど、「大切なことのための手抜きです」と答えています。

大切なことは人それぞれですが、手を抜くことで「他の時間を作ることが出来る」のが時短料理です。

時間を作り出すことで、仕事したり、買い物したり、洗濯物をたたんだり、子どもと公園行けたり。

例えば、45分かかる料理を20分で出来たら、25分も時間が出来るので、子どもたち連れて近くの公園に行くことも出来ます。

(行けない日もあるので、今日はなんで行けるかの説明、帰る約束は必須。)

 

こだわって美味しいものを作ることも料理の醍醐味ですが、良い感じに手を抜いて美味しいものを作り、他の事に時間をかけることもいいのではないでしょうか?

コンソメを1から作る日もあれば、インスタントの時もあるし、魚を一匹さばくこともあれば、切り身を買うこともある。

その時々の大切な事に時間をかけるために色んな料理方法を知っておくと心の余裕が生まれるのではないかと思います。

 

以上、主夫早田でした!

さぁ、今日の料理はなんにしよ!

(執筆:早田宝得