こんにちは、吉村です。
ある調査によると、
「父親が育児に参加している家庭で、具体的にどのような育児に参加しているか?」
に対して
- お風呂に入れる
- 遊び相手をする
- ご飯を食べさせる
- オムツを替える
- 寝かしつける
という結果が発表されています。
その中の「遊び相手」は、「これなら出来るよ」という方も多いと思いのではないでしょうか。
せっかくなので、やるんだったらとことん楽しみましょう!
実はこれ、単純に楽しいだけではないんです。
心理学的に、大人の心の中には「子どもの自分がいる」と言われています。
簡単に言うと、『無邪気に楽しみたい自分』や『自由にしたい自分』です。
そんな子どもの自分と同時に社会的な自分(ルール・規則を守る自分、役割を果たす自分)がいて、バランスを取って生活をしています。
子どもの頃にたっぷり遊んでその『無邪気に楽しみたい自分』をうまく発揮できていると、心のバランスをとるのも比較的うまくいきやすい。
ですが、そうでない場合は、大人になったときに感情をコントロールできないとか、子どもとうまく付き合えない原因になってしまいます。
どうしたらいいのでしょうか?
対処法のひとつが、自分がやりたかったことを子どもと一緒に楽しむこと。
子どもと一緒に遊んで、体力的には疲れたけど精神的にはすごく元気になったという体験はありませんか?
それには、しっかり楽しむことによって自分の中の子どもの部分が満たされたという面があるのです。
パパが心から楽しんで遊ぶことは、子どもにとっても楽しいこと。楽しんでいる状態は、一緒にいる相手にも伝わります。
まさに相乗効果!
●あなたのお子さんは、どんな遊びが好きですか?
●あなた自身は、どんな遊びが好きですか?
自分が小さい頃にやって楽しかったこと、やりたくてやれなかったこと、是非お子さんと一緒に楽しんでみて下さい。
そして、こころが満たされる感覚も味わいましょう!
執筆:吉村伊織