原島丈児コラム

我が家でできるイエノプラン 〜子どもの「読んで」は学びの宝庫〜

はじめまして!新たにファザーリング・ジャパン九州に仲間入りした原島丈児です!ベストファーザー賞受賞を目指して、日々の育児を目一杯楽しんでおります!子どもと過ごす毎日の中から、ふと気付いたことをお伝えしていきます。

子どもは絵本が大好きです。雨の日も風の日も、朝早くから夜遅くまで、「えほんよんでー」と子どもにせがまれます。仕事の疲れや夜の眠気などはおかまいなし!ヤダなぁって思いながら読む時もあると思います。しかし、大人が絵本を読むことのメリットや楽しみをもっと知ることができたら、読み聞かせがもっと楽しくなります!

1.プロから学んだ話し方

滑舌が良くなる口の動かし方などを学びたくて、話し方のプロであるアナウンサーに指導を仰いだことがあります。

その時に学んだ「顔筋の使い方」を活かすことで、一度も噛まずに絵本を読むことができます。上手に本が読めると、話すことに自信がついてきます。さらに、顔筋を適切に使うことで「小顔効果」も期待できると教えてもらいました。明石家さんまさんがその模範例ですね。

正しく絵本を読むことができれば顔の筋トレにつながることを意識すると!絵本を読むことのモチベーションも爆上げです!

2.五七調は心地が良い

筋トレっぽく絵本を読んでいると、リズミカルに読めるようになりました!その中で気づいたことは「絵本には五七調が多い」ことです。

🔗参照:ごしちちょう【五七調】(学研キッズネット)

日本人にとって心地の良いリズムが、絵本にたくさんあります。意識して絵本を読んだからこそ気づけたことです。こんな発見があると、絵本を読むことが楽しくなります!ちなみに、五七調を意識しだしたのは、サザンオールスターズやaikoの歌を聞くようになってからです。

だから 好きだと言って天使になってそして笑って もう一度〜波乗りジョニー〜

絵本を読みながら頭の中に音楽が流れ出すとついつい頬が緩んでしまいます。

3.「い」抜き「ら」抜き言葉とは

「なんでこのゾウさんは『食べられる』って言ってるの?」こんな子どもの問いかけを、最初は理解できず聞き流していました。しかし、絵本を読み終わったあとに質問の意図をたずねてみると、「だって普通は『食べれる』って言うんじゃないの?」という返答があり、そこでようやく腑に落ちました。

日常会話では当たり前になっている「ら抜き言葉」も、絵本の中では手抜きせずにきちんと使ってくれます。日本語の正しい使い方を考えるきっかけをくれる、子どもからの嬉しい質問でした。

4.お裾分けってどういう意味?

子どもの質問は学びの機会だと思ってはいますが、時々難しいものがとんでくると焦ります…。「ねぇ、なんでお裾分けって言うの?」この質問は焦りました…。語源を知らないので辞書をひいて、幼稚園児に伝わる言葉に噛み砕いて説明しました。ちなみにウェブ辞書ではこちら(Wikipedia)

チコちゃんが聞きそうな感じの質問にちょっと焦りましたが、子どものおかげで良い勉強ができました。「子どもの読んで!は学びの宝庫」ですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!初めてのコラムで緊張しましたがこんな感じでこれからも発信に挑戦してまいります!

絵本の読み聞かせも単なる子守りではありません。大人にとっても良いこと尽くめの貴重な時間です。子どもに読まされるのではなく、大人が読むことのメリットをしっかり理解すると、子育てがもっと楽しくなります!これからも育児を目一杯満喫しましょう!