みねせりかコラム

夫婦の「笑顔の循環」の起点になった、夫の全力応援の話

FJQママ会員のみねせりかです。

前回に引き続き、夫のおかげで「笑っている母親」になれたエピソードをもうひとつだけ紹介させてください。

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私はこの春からおかたづけの仕事を始めましたが、それまでは地方公務員として12年間勤務していました。

元来安定志向で、変化を恐れるタイプだった私。

地元福岡のためになれるならという理由で公務員として就職し、目の前の仕事をとにかく必死にこなす…という働き方をしていました。

夫と恋人同士になった頃の私は、特にプライベートで落ち込んでいて、とにかく笑顔も少なく、いつもネガティブな言葉ばかり口にしていました。

お付き合いを経て結婚、第一子出産と時間を積み重ねるうち、自然と私が笑顔でいう時間も増えていきました。

けれどそれは、今考えると、「笑わせてもらっている」状態だったんですよね。
内側から湧いてくるような、自発的な笑顔ではなかったように思います。

夫や子どもに「幸せにしてもらう」ばかりの、受け身の母親でした。

 

大きな転機が訪れます。

今から4年ほど前、とあるインターネット記事で、今の仕事のルーツとなるおかたづけの資格を知りました。

それまで特段おかたづけに興味があったわけでも、すごく苦手で悩んでいたわけでもなかったのに、なぜかすごく「ピン」ときて。

おそらく初めて、「私はこの資格を取りたい」=「行動を起こしたい」と思ったんです。

すぐさま夫にその旨を伝えると、大喜び。

当然、彼もその資格がどういうものなのか知るはずもありません。

そんなことより、私が初めて「行動を起こしたい」と感じていることを、とても喜んでくれたのでした。

その後、勉強時間の確保に尽力してくれたのはもちろん、困ったときの相談相手、おかたづけの練習台、資格取得後にも様々な挑戦への応援団など様々な役割をこなし、夫は私を全力でサポートしてくれました。

これまでにない困難にも多く出会い、悔し涙を流すこともありましたが、夫の全力応援のおかげで安心して行動を起こし続けているうちに、私自身も、自発的な笑顔を手に入れた感触があります。

第二子出生2週間前、おかたづけの資格の合格メールが届きました。

 

そんな私にもうひとつ大きな変化が。

第二子妊娠中、夫が長く務めた勤務先(安定した職業で、当時役職もあった)を退職し、友人からのラブコールに応えてスタートアップ企業に転職したいと相談してきたのです。

この時私は、夫のこの相談をとても嬉しく思い、心から応援したいと感じたのです。

理由はとてもシンプルで、夫が新しいステージにとてもワクワクとしていることがすぐにわかったからなのです。

(以前の変化を恐れる私だったら「はぁ?なんで二人目が生まれるこのタイミングで?今の仕事を手放すの?生活できるの?」などと言っていたに違いありません…)

自発的に笑っていられるようになった私は、今度は夫の笑顔を自然と応援するようになっていました。

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夫が私のWillを全力応援してくれたことで、私も笑顔になれた。

笑顔になれた私は、今度は夫のWillを全力応援できるようになった。

鶏が先か、卵が先か…みたいなお話ですが、「笑っている父親/母親」であることって、自分自身が笑顔のための行動をとることも、相手の笑顔のための行動をとることも、欠かせないなと感じています。

これは夫婦関係だけでなく、親子関係にも、友人関係にも、きっと職場での関係にも当てはまることではないでしょうか。

 

こちらのエピソードについては、私のnoteにももう少し詳しく書いています。

興味を持ってくださった方は、よければ併せてご覧ください。