こんにちは。早田宝得です。
久々のコラムです!
よろしくお願いします。
先日、在福岡米国領事館とFJQのコラボで、
天神のアメリカンセンターにて
「ビール飲みながら父親の働き方や子育てを語り合おう!」
という素晴らしいイベントに参加してきました!!
このイベントは在福岡米国領事館とFJQが一緒の進めているワーキングファーザープロジェクトの一環として、父親の育児家事だけではなく、仕事上の働き方について『働く父親=ワーキングファーザーとは?』というものを参加者全員で考えるイベントとして満員御礼で開催されました。
福岡市天神にあるアメリカンセンターは米国領事館の施設のため空港並みかそれ以上のセキュリティ。
荷物検査からX線検査、爆発物検査など。
空港でよく見る金属探知機を潜り抜けることができればセンターに入ることができます!
そう、この難関(?)をクリアすれば、
ビールが飲める!!ビール飲みたさにせっせとチェックを受けるのでした(笑)
さて会場に入ると米国領事館の施設なのでそこはアメリカの一部!っぽい!
アメリカっぽいものがたくさん!
記念にパシャリ
そんなウキウキなテンションで
イベントが始まりました。
イベントは2部構成で、
第一部はロールモデルとして、
働く父親三人に登壇いただき、
それぞれの父親としての働き方・日常を紹介、
2部は参加者をグループ分けし、
ワーキングファザーについてフリートーク、
という形で進んでいきました。
第一部
ロールモデルその①
九州熱風法人よかごつ代表 大堂さん
出身は熊本、学生時代は福岡、
仕事は東京と色んな地域での生活を経て、
「学生時代に楽しかった寮がしたい!」という熱い思いを胸に、糸島にて学生寮を運営されています。
育児家事については、
パートナーの仕事が週1なので、ほとんどパートナーがしていて、パートナーが仕事の時は子供とふたりで過ごし家事もするという形。
大切にしていることとして、
「日頃、育児家事をしれくれているパートナーへの感謝の気持ちを言葉や手紙で伝えること」を意識しているとのことのこと。
簡単なようで難しいこと。
それをしっかり意識してパートナーに伝えることを大切にされており、素晴らしいなぁと思いました。
ロールモデルその②
システムエンジニア兼研修講師「書くメシ」主宰 佐々木さん
最近第一子が生まればかりの、デレデレ新米パパ!
パートナーの仕事もフルタイムで夜勤もあるので、
ちょこちょこ育児家事はしているとのこと。
ですが、料理はカレーばかりになるので、
(彼は1日3食カレーが良い!ってくらいカレー好き)
パートナーさんに料理当番を取られたとのこと(笑)
家事分担については、
夫婦ともにフルタイム勤務のため、
はっきりと分担はせず、
「やれることをやれるときにやる育児家事」をしているとのこと。
考えると、育児家事を分担してしまうと、
「毎日絶対にこれはしなきゃいけない」という負担になってしまい疲弊してしまう。
我が家も同じ方針であり、すごく共感しました。
ロールモデルその③
ファザーリング・ジャパン九州理事 早田
私は育児休業、育児短時間勤務を取得し働くことについて、なぜ取得したのかを皆様にお伝えしました!
取得するに辺り、家庭でどうしたか職場でどうしたか、実体験を元にお話しさせていただきました。
その後は3人でトークセッション。
ビール片手にぶっちゃげ話を展開!
会場も巻き込んで、
それぞれの家庭でどのように育児家事を行っているか、
ほろ酔い気分でディスカッションすることができました。
第二部
登壇者のぶっちゃげトークセッション後、
参加者を班に分け、
ワーキングファーザーの壁とは?どうしたら壊せる?
という議題で更に話し合いを行いました。
ビールも2本目に進み、エンジンがかかったた参加者。
ビールパワーで人見知りもなく、
各自の意見を出し合う様子が伺えました。
このイベントを通して、
どんな父親も、
- 自分なりに育児家事を考えている。
- 考えるだけ考えて、形・行動にするのが苦手。
- 家族を大切に思い、育児家事も仕事も頑張っている。
ということを感じました。
ワーキングファーザーという言葉はまだまだ浸透していませんが、言葉化することで『働く父親』が抱えているものを垣間見ることができたと感じています。
何より『ワーキングファーザー』が自然になり、その言葉事態が無くなり、『父親』という言葉だけで働いている父親像が表現できる社会になればいいなと思いました。
以上長々となりましたが、
レポートとさせていただきます!
(執筆:早田宝得)