2013年9月21日(土)
ママの「”もっと”働きたい!」をパパと叶えるフォーラム
~新世代九州男児の夫婦戦略~
開催しました!!
(場所:福岡市男女共同参画推進センター アミカス 4階ホール)
お子様連れの夫婦を中心におよそ30組のご参加。
大変有意義なフォーラムとなりました。
まずは、
ハピコミおやこヨガの太田雅子さんのレクチャーを受けながら会場全体でおやこヨガ体験!
最初は緊張気味だった参加者も体を動かしながらリラックスし、
パパ・ママにおんぶ・抱っこされた子どもも大人たちもみんな笑顔に包まれました。


一緒に体を動かすって本当にいいですね!
■ハピコミおやこヨガ
http://www.oyakoyoga.com/index.html
さて、ここからフォーラムのスタートです。
司会は、ママワーク研究所の寺島みちこさんが務めてくださいました。
まずは実行委員長のFJQ小津からの挨拶。
女性の活躍を推進する政策が掲げられる中で
男性パートナーである父親の意識改革が必要であることに触れ、
積極的に意見交換をして有意義な会にしようと話しました。
そして、登壇者からのお話です。
真の選択肢を
最初にお話いただいたのは、福岡県議会議員の田辺かずきさん。

33歳の県議で、ご家庭では奥様と共働き、ご自身も子育てに積極的にかかわっていらっしゃいます。

絵本を読み聞かせている写真からスタートし、PTA、地域との関わり、のお話をしてくださいました。

女性も何が何でも働かなければならないというわけではなく、働きたいと思った人がその想いを叶えられる、
そんな社会を実現することが必要で、「真の選択肢」という表現が印象的でした。
また、県の会議で「男性の意識改革」の重要性も訴えておられ、とても心強く感じました。
パパのサポートを望んでいるママ
お次は、
ママワーク研究所理事長の田中彩さん。

出産を機に退職するママは54%、
そのうち、再就職を希望するママは86%、
そんなママたちが最大のサポーターとして期待しているのはパパ。
ということで、ご自身の体験を踏まえてお話いただきました。

地域で会われるママさんたちの中には、
出産前には多方面で活躍しつつも出産後に仕事に就いていない方もたくさん。
そんな方々も希望している再就職を叶えるためにはパパのサポートが欠かせません。

家事の一部や緊急時の送迎・保育
働くことへの心のサポート・理解が求められていることを、女性側の想いとして伝えていただきました。
時間管理、生活者視点
3人目は、
ママワーク研究所副理事長の阿部博美さん。

エンドの時間を決め、その中で仕事を終わらせられるように
朝の出勤を早くするなどの工夫をするママ社員。
そんな、バチッと時間を管理してしっかり働く女性(ママ)の影響で
残業が続く→朝のスタートが遅い→また残業
という負のサイクルから、
職場全体の働き方が変わった事例をお話いただきました。

また、そもそも脳の仕組みが男性と女性とでは違っていて、
「鳥の目」で見る男性と「猫の目」で見る女性だから説明の仕方も違う。

これは、どちらがいいとか悪いではなく、違うからこそどちらの力も必要なんですね。
>> その2 に続く