みねせりかコラム

女性も男性も、もっと言いたいことをいっていけたらいいな~国際女性デーに寄せて~

FJQママ会員のみねせりかです。

本日3月8日、皆さん何の日がご存知ですか?
実は、「国際女性デー」なんです。

国際女性デーとは?
1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されました。「国際女性デー」は、すばらしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える日です。
イタリアの「ミモザの日」は有名で、「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザが贈られています。
HAPPY WOMAN® ホームページより)

男性が女性にプレゼントを贈る国、大体的なイベントや勉強会の行われる国、正式な祝日としている国…規模や価値観は様々であれ、世界中で大切にされている1日。

日本でもここ数年、ミモザの花と共に、徐々に国際女性デーの認知度が増してきているように感じます。

世界・日本・女性…という文脈の中でよく登場する、「ジェンダー・ギャップ指数」の話。

ジェンダー・ギャップ指数とは、世界経済フォーラム(World Economic Forum)が「経済」「政治」「教育」「健康」の4分野について各国の男女格差を数値化したものですが、2021年3月時点、なんと日本は156カ国中120位と、ちょっと驚くような結果が出ています。

細分化して見てみると、「教育」「健康」の2項目については上位の国とそう変わらない数値なのですが(つまり、男女間でのギャップが少ない!)、「経済」「政治」での男女間の差がかなり大きいのだということがわかります。

これは、「女性の管理職が少ない」「女性の官僚が少ない」ことに起因するようです。

私事ですが、昨年9月~今年2月にかけ、福岡県主催の「地域のリーダーを目指す女性応援研修」に参加していました。(参加レポートの続きは、また後日…!)

研修中、多くの「女性リーダー」の先輩方が共通しておっしゃっていたことがあります。
それは、「もっと、思ったことを言っていいんだよ」ということ。

「稼いでいないから」「役職に就いていないから」「少数派だから」など、つい背中を丸めて小さくなって、口をつぐんでしまいそうな場面は、男女問わず経験するものだと思います。

けれど、そうして萎縮し続けていると、何も変わらない…それどころか、事態は悪化していくかもしれません。

今の在り方を自信をもって認め、思うことがあれば勇気を出して声を発することで、少しずつ少しずつ、状況は変わっていくと信じています。

 

…と、勇気を出して男性だらけのFJQに踏み込んだ私ですが、もうほんと、好き放題、自由にのびのびとさせていただいています♪

「男性だから/女性だから」より、「その人だから」できることを大切にして、様々な知識・経験・バックグラウンドをもった人々が集まっているからこそ、取り組みはうんと活性化されている気がしています。

「父親支援は、最大の母親支援。そして最良の子ども支援」

この言葉が大好きで、だからこそ、「父親」ではない私も、FJQで活動をしています。

父親支援がジェンダー・ギャップ指数の改善によい影響を及ぼすことは、ほんの少し考えてみると明白ですよね!

国際女性デーに寄せて、敢えて男性だらけのFJQにて、コラムを投稿させていただきました♪