中島宏昭コラム

大臣の育休に賛成

こんにちは、FJQの中島宏昭です。

現役大臣の育休取得が多くのニュースで取り上げられています。

「育休がとりやすい社会につながる」
「ただのパフォーマンス」

など賛否両論あるようですが、

育休経験者として個人的には大賛成です。

 

理由は単純に
育休をとりたいと思っている男性が
パートナーに育休をとってほしいと思っている女性が

「育休をとりたい」
「育休をとってほしい」

と言いやすくなるからです。

 

育休は人生を豊かにする手段のひとつであって目的ではありません。
家庭ごとに理想の形が違います。
わが家の場合は自分も育休をとることが理想の形でした。

男性の育休が広まるには

テレビや新聞、SNSなどで育休が話題になる。
制度や実態、良いところ、課題などが知られる。

育休について考える人が増える。

男性の育休という選択肢が多くの家庭でうまれる。

これが大切だと思います。

情報発信が大切なんです。

 

昨年11月に「オトコの育児」をテーマにしたNHK福岡の番組で
パパ座談会に参加した様子が放送されました。

告知していなかったにもかかわらず
職場の先輩、同僚、娘の小学校の担任の先生、こども会のお母さん、美容室のスタッフさんなど
多くの人から「NHK見たよ」と声をかけられました。

テレビの影響力はすごいです。
大臣の育休取得は、とても多くの人の目に触れています。

きっと多くの家庭で男性の育休が後押しされます。

 

私も育休をとるとき
ネット検索をしたり本を読んだり
情報を探しました。

なかでも後押しになったのは
自分の周りで育休をとった男性がいたことです。

面識はありませんでしたが
「〇〇さんが前に育休とってたよ」という情報にとても勇気づけられました。

マンガ「ワンピース」で海軍のモモンガ中将は言いました
「“1”と…“0”は違う」

私の経験がだれかの“1”になると信じて
これからも情報発信したいと思います。

(執筆:中島宏昭