森島孝コラム

大きな変化があった1年。来年はその波に乗る1年に。

こんにちは。共同代表の森島です。

2020年の振り返りと2021年の展望を書きます。

今年も色々とありましたが、ステーホーム期間を家族で満喫したのが一番の思い出でしょうか。

離婚の危機も経験したけど、家族仲が良くなってよかったなーと思います。笑

2020年の大きな変化

FJQ的出来事として大きいのは、なんといっても、ファザーリング・ジャパン九州の共同代表になったことです。

個々のつながりを大切にした活動を(共同代表あいさつ)こんにちは、FJQの森島です。 先日ニュースのページでもお知らせしておりましたが、2020年度より共同代表に就任しました。あらため...

代表になる直前は会員のパパたちが気軽に立ち寄れるスペースを作り交流したいと意気込んでいましたが、新型コロナウイルスの影響で白紙に。

しかし、オンライン化の流れができて、リアルではなかなか会えないパパにもたくさん会うことができました。

新たに入会いただいた方もたくさんいて、そういった方とオンラインだとすぐに会えるのがいいですね。

また、6年間男性の育児参画に関する事業に携わっていた佐賀県が、イクメンランキングで1位になったのも嬉しいニュース。

事業を進めるにあたって、関係いただいた方にも感謝です。

🔗「イクメン力全国ランキング2020」で佐賀県が1位になりました(佐賀県公式ページ)

その佐賀県ですが、当初はイキメン(地域で活躍する男性)を対象に事業を行っていました。

それなりに手応えを感じていたものの、対象となる男性の子ども年齢が少し高めで、本当に夫婦が大変な時期を過ぎてしまっているんですよね。

当時の熱心なご担当者と何度も打ち合わせをして、もっと子どもが小さい時、むしろプレパパの時に啓発をしたいと。

そこで生まれたのが今年も実施された「マイナス1歳からのイクカジ推進事業」です(※冒頭の写真は、10/31開催の「佐賀県知事とのPAPAシンポジウム」)。

波に乗る来年(2021年)に向けて

FJQに入会し、男性の育児家事参画の啓発に携わり10年。

パパについての心構え学ぶ機会が早ければ早いほど、男性の育児家事に対する考えが変わると感じています。

学ばずとも、やって当たり前という批判も受けそうですが、まだまだそういうレベルではないパパを多く見てきました。

その中には、そもそも機会がなかったからというパパも多数います。

男性育休の話題も多かった今年。「男性の産休」の新設といった話題も。

2021年はますますその機運が高まると思います。

そうなることで、男性が育児をして当たり前という空気がますます高まるものの、制度が先行し、当事者であるパパを置き去りにした内容や数値目標となってしまう可能性もあります。

この制度や取り組み自体は大賛成なので、当事者となるパパはもちろん、パパを雇用する企業に対して、細やかなサポートができるような取り組みを来年は行っていきたいと考えています。

さっそく、3月26日27日に男性の産前産後をテーマとしたイベントを仕込んでいますので、皆さん、予定開けておいてください。情報交換しましょう。

それでは、みなさま良いお年を!