すっかりコラムから離れていた中島です。
前回なにを書いていたのかと確認すると、同僚男性が2年間の育休に入ることをテーマにしていました。(すっかり忘れていました。。。)

実は今年の4月に彼は復帰してきており、これは続きを書かねばと今ごろになって気づいたので、お付き合いください。
戻ってきた彼に育休の感想を聞くと、「なによりもこどもが懐いてくれたことが嬉しい。上の3人のこどもたちとの大きな違いとして実感する。」と言っていました。(彼は今回こども4人目で初めて育休をとりました)
そして、「中島さんたちが職場で代わりに仕事をしてくれていたから育休がとれた。感謝してます。」と言ってくれました。
数年前に自分が育休をとったときにも職場の人たちにとても感謝したことを覚えています。職場復帰後に恩返しをしたいと思っても、職場では人事異動での入れ替わりがあるため、自分が助けてもらった分を直接恩返しできなかった人もいました。
その分、恩送りという形で次に育休をとる人たちを応援したいと思っていました。今回の出来事はまさに自分がやりたいと思っていた恩送りになりました。
この恩送りがつながっていくことで、男性の育休ももっともっと当たり前になり、育休に限らず介護や様々な事情で仕事を休む場面でのお互い様の組織ができるのだと思います。
わたしは4月の途中から違う部署に異動しました。新しい部署でわたしが見聞きした範囲だけでも7月までの4ヶ月間で数カ月間の育休から復帰してきた男性、1か月未満の育休を取得して復帰する男性、これから数カ月間の育休を取得する男性の3人と出会い、男性育休が珍しいものではなくなっています。
育休を取るも取らないも人それぞれ、家庭それぞれの正解があると思います。
育休を取りたいと思う人が諦めることなく取ることができる社会になるように、自分にできることをしていきたいと思っています。